(はじめに)
ご訪問いただき誠にありがとうございます。
2011年5月にて、小ブログは画像容量オーバーとなり、一区切りとさせていただきました。
気まぐれに、外部サイトより写真を取り込んで記事を書かせていただく事もあるかと思いますが、
その時はまたどうぞよろしくお願い申し上げます・・。
2010年06月10日
独り言・・
(光芒/ある日の三保海岸にて)
初めてのケースですが・・今日は番外編とさせていただきます。
くだらない戯言を書かせていただきますので、興味の無い方はここから先、スルーでお願いします。m(_ _)m
(作り話です)
勉強も運動も月並みだし、あまり目立たないけれど、花が大好きで、何年生になっても花壇の係を自ら進んでやっている子がいました。
先生も、学校のみんなも気づいていないけれど、朝早くに学校に来たり、お休みの日も必ず学校に来て花壇の手入れをやっていました。
学校の花壇はあちこちにあって、広くて、雑草は取っても取っても生えてくるし、ちょっと油断すると虫が付くし、本当に大変です。
本当は友達と遊んだり、家族でお出かけしたりしてみたいけれど、お花が心配だから他の事は我慢して、みんなが綺麗な花の中で笑顔でいる姿を楽しみに、雨の日も、風の日もがんばっていました。
でも、花壇は綺麗なのが当たり前で、その子は花壇の係だから、花壇にいるのは当たり前・・誰も褒めてはくれません。
そんなある日、クラスの花壇の花が萎れて元気がない感じになりました。
このところよく雨が降ったし、根が腐りかけているかも・・と係の子は直感して、しばらく水をやらない方がいい・・と思いました。
ところが、先生からもみんなからも信頼を集めている学級委員の子がそれを見て「何やってんだ!お前が水をやらないから、花が萎れちゃってるじゃん!」
「今は水をやらない方がいいと思うんだけど・・」と担当の子。
「お前、おかしいよ。水やんなきゃ花が死んじゃうじゃん!」
学級委員の子はいつもより多く水をあげ続け、とうとう花は死んでしまいました。
学級委員の子は先生に報告しました。
「あの子は花壇の係なのに、水をあげようとしなかったので、僕がかわりにあげていたんですが、間に合わず死んでしまいました。」
「違うんです!そうじゃないんです・・!」その子が言えば言うほど、言い訳にしか聞いてもらえず、もう言うのをやめました。
先生は学年末の成績表を花壇の係の子に渡す時に言いました。「来年はちゃんとお花に水をあげて花を枯らさないよう、頑張ってね・・」
クラスの係の欄につけられた「もっとがんばろう」の字を見て、その子はなんだか涙が止まりませんでした・・。
でも花が死んじゃったのは事実。
自分がもっと早く気づいて手入れしてあげれば根が腐らなかったのも事実。
やっぱり自分の努力が足りない。だから「もっとがんばろう」は仕方ない。
そう言い聞かせてその子はまた花壇の手入れを始めました。
そんな花壇の周りには、クラスメートが楽しそうに友達とはしゃいでいる姿がありました・・。
勉強も運動も月並みだし、あまり目立たないけれど、花が大好きで、何年生になっても花壇の係を自ら進んでやっている子がいました。
先生も、学校のみんなも気づいていないけれど、朝早くに学校に来たり、お休みの日も必ず学校に来て花壇の手入れをやっていました。
学校の花壇はあちこちにあって、広くて、雑草は取っても取っても生えてくるし、ちょっと油断すると虫が付くし、本当に大変です。
本当は友達と遊んだり、家族でお出かけしたりしてみたいけれど、お花が心配だから他の事は我慢して、みんなが綺麗な花の中で笑顔でいる姿を楽しみに、雨の日も、風の日もがんばっていました。
でも、花壇は綺麗なのが当たり前で、その子は花壇の係だから、花壇にいるのは当たり前・・誰も褒めてはくれません。
そんなある日、クラスの花壇の花が萎れて元気がない感じになりました。
このところよく雨が降ったし、根が腐りかけているかも・・と係の子は直感して、しばらく水をやらない方がいい・・と思いました。
ところが、先生からもみんなからも信頼を集めている学級委員の子がそれを見て「何やってんだ!お前が水をやらないから、花が萎れちゃってるじゃん!」
「今は水をやらない方がいいと思うんだけど・・」と担当の子。
「お前、おかしいよ。水やんなきゃ花が死んじゃうじゃん!」
学級委員の子はいつもより多く水をあげ続け、とうとう花は死んでしまいました。
学級委員の子は先生に報告しました。
「あの子は花壇の係なのに、水をあげようとしなかったので、僕がかわりにあげていたんですが、間に合わず死んでしまいました。」
「違うんです!そうじゃないんです・・!」その子が言えば言うほど、言い訳にしか聞いてもらえず、もう言うのをやめました。
先生は学年末の成績表を花壇の係の子に渡す時に言いました。「来年はちゃんとお花に水をあげて花を枯らさないよう、頑張ってね・・」
クラスの係の欄につけられた「もっとがんばろう」の字を見て、その子はなんだか涙が止まりませんでした・・。
でも花が死んじゃったのは事実。
自分がもっと早く気づいて手入れしてあげれば根が腐らなかったのも事実。
やっぱり自分の努力が足りない。だから「もっとがんばろう」は仕方ない。
そう言い聞かせてその子はまた花壇の手入れを始めました。
そんな花壇の周りには、クラスメートが楽しそうに友達とはしゃいでいる姿がありました・・。
Posted by oyaji at 23:17│Comments(8)
│独り言
この記事へのコメント
こんにちは
我が家のベランダの花や部屋の観葉植物はとっても生き生きしています。
でも、私がしばらく家を留守にすると、必ず元気がなくなったり、枯れちゃったり・・・
家族は口々に、毎日水をいっぱい上げたのに・・・って不思議な顔
そうなんです、みんなが水をあげたので、根腐れしちゃうんです。
だから、みんなに言いました。
水の上げすぎはダメなこと、
終わった花がらは摘み取ること、
なにより、毎日しっかり見ること(^^)
花壇の世話をしていた生徒は、しおれてしまって悲しかったでしょうね。
先生が花を好きな人だったらよかったのに。
でも、その前に、生徒の日頃の頑張りに気づけなかったなんて(-_-;)
一人だけで世話するのではなく、
みんなで花を育てていけたらよかったですね。
って、勝手に作り話に反応してしまいました(笑)
我が家のベランダの花や部屋の観葉植物はとっても生き生きしています。
でも、私がしばらく家を留守にすると、必ず元気がなくなったり、枯れちゃったり・・・
家族は口々に、毎日水をいっぱい上げたのに・・・って不思議な顔
そうなんです、みんなが水をあげたので、根腐れしちゃうんです。
だから、みんなに言いました。
水の上げすぎはダメなこと、
終わった花がらは摘み取ること、
なにより、毎日しっかり見ること(^^)
花壇の世話をしていた生徒は、しおれてしまって悲しかったでしょうね。
先生が花を好きな人だったらよかったのに。
でも、その前に、生徒の日頃の頑張りに気づけなかったなんて(-_-;)
一人だけで世話するのではなく、
みんなで花を育てていけたらよかったですね。
って、勝手に作り話に反応してしまいました(笑)
Posted by はっぱ at 2010年06月11日 10:55
はっぱさん、コメントありがとうございます。
「らしくない」記事になってしまい、書いてからちょっと後悔もあったのですが・・素敵なご反応をいただきありがとうございます。
おっしゃる通り、生徒の日ごろの頑張りを見ていてくれる先生だったら評価が変わったのかもしれません。
・・どんなに理解されていなくても、成績表をつけるのは先生なんですよね。その先生が1つの結果だけで評価してしまうのは疑問が残ります。
10本のヒットよりも1つのエラーが印象に残る・・スポーツの世界でもよくある話ですが・・。
「らしくない」記事になってしまい、書いてからちょっと後悔もあったのですが・・素敵なご反応をいただきありがとうございます。
おっしゃる通り、生徒の日ごろの頑張りを見ていてくれる先生だったら評価が変わったのかもしれません。
・・どんなに理解されていなくても、成績表をつけるのは先生なんですよね。その先生が1つの結果だけで評価してしまうのは疑問が残ります。
10本のヒットよりも1つのエラーが印象に残る・・スポーツの世界でもよくある話ですが・・。
Posted by oyaji at 2010年06月11日 21:09
気付かないと云う事は救いにもなれば、罪にもなりますね。
最近は心に奥深い所があることを忘れてしまうこと、
多い気がします。
私の恩師は間違ったことは怒り、正しいことはほめてくれました。
最近は時間に追われ、規則に縛られ、寂しい限りです。
『高校生のバイト代より安い時給で、土日の部活の面倒を見ているんです、
わかってください。』といわれまして・・・時代は変わるんですね~~
でもでも、植物の心を感じられる君!!そんな評価は置いといて、
その、優しい心、細かな心遣いどうか忘れないで。
損すること多いかもしれないけど、どうか優しい気持ち大事にしてね。
思うようにならない世の中だけど、君の優しさは
素晴らしい笑顔を運んでくれると思うから。
oyajiさんのお話に乗っかりながら、愚痴っちゃいました~~
失礼しました。
最近は心に奥深い所があることを忘れてしまうこと、
多い気がします。
私の恩師は間違ったことは怒り、正しいことはほめてくれました。
最近は時間に追われ、規則に縛られ、寂しい限りです。
『高校生のバイト代より安い時給で、土日の部活の面倒を見ているんです、
わかってください。』といわれまして・・・時代は変わるんですね~~
でもでも、植物の心を感じられる君!!そんな評価は置いといて、
その、優しい心、細かな心遣いどうか忘れないで。
損すること多いかもしれないけど、どうか優しい気持ち大事にしてね。
思うようにならない世の中だけど、君の優しさは
素晴らしい笑顔を運んでくれると思うから。
oyajiさんのお話に乗っかりながら、愚痴っちゃいました~~
失礼しました。
Posted by とっし~ at 2010年06月12日 11:29
人が、努力している姿を評価しない世の中になってきてますね。成果主義というのでしょうか。私は、営業ですが、やはり、努力してみても、駄目な月もあります。が、評価は、数字だけですからね。転勤で不慣れな場所ですが、自分も信念を貫きなさいと、さすれば、結果が出てくるよと、取引先の社長に言われました。めげない、自分を過小評価しない事だと思います。
Posted by atopapa at 2010年06月12日 18:16
とっし~さん、コメントありがとうございます。
褒められたいと思ってやっているわけではないし、みんなに喜んでもらえることだと思ってがんばっているのに、それを見ていない人からいきなり失敗だけを指摘されたらやっぱり辛いかもです。
普段からよく見てくれている人から褒められたり叱られたりするのは説得力があり、また反論も出来ないものですが・・。
人間味のある社会がどこか薄れつつあるのは本当に寂しい気がします。
褒められたいと思ってやっているわけではないし、みんなに喜んでもらえることだと思ってがんばっているのに、それを見ていない人からいきなり失敗だけを指摘されたらやっぱり辛いかもです。
普段からよく見てくれている人から褒められたり叱られたりするのは説得力があり、また反論も出来ないものですが・・。
人間味のある社会がどこか薄れつつあるのは本当に寂しい気がします。
Posted by oyaji at 2010年06月12日 21:51
atopapaさん、コメントありがとうございます。
「成果主義」という言葉を聞くと胃が痛くなります(^^;)。
学校と違い、社会人の場合は「評価(成績)=昇給」ですからねぇ・・(汗
評価が低かったからと言って凹んで仕事に影響出しちゃうとますます悪いイメージになってしまい、また評価が下がる・・。負のスパイラルです。
逆転ホームランでも一発出れば、カバー出来るんでしょうけれど、これはなかなか・・。
「成果主義」という言葉を聞くと胃が痛くなります(^^;)。
学校と違い、社会人の場合は「評価(成績)=昇給」ですからねぇ・・(汗
評価が低かったからと言って凹んで仕事に影響出しちゃうとますます悪いイメージになってしまい、また評価が下がる・・。負のスパイラルです。
逆転ホームランでも一発出れば、カバー出来るんでしょうけれど、これはなかなか・・。
Posted by oyaji at 2010年06月12日 22:02
お久しぶりのmamiです。お久しぶり過ぎて 誰だからないかも…σ(^-^;)(何年か前 日本平の桜と富士山の写真で桜と富士山に会話させてしまった…mamiです)
とっても心に響くお話でした…。
私、10年前から 小学校で読み聞かせのボランティアをしているんですが、是非読み聞かせたいお話です。
私は子供を小学校に通わせてる時「先に言った者勝ち!」「先に泣いた者勝ち!」を 何度か体験しました。
最近の先生は 事実より 先に言った子供の、より扱いやすい(結果のわかりやすい)方の意見を「正しい」と判断し、事実を探求しようとしません。泣いていれば「でも、あちらのお子さんは泣いて居たんですよ。」…と。泣けば良いのか!我が子はしばらく間違った認識をし、泣く練習をしていました(σ)
このお話、そんな先生と生徒達に聞かせて上げたいです。
教育者である以上、些細に思える事でも、両方の子供の将来の為にも、事実を探求して欲しい!と。
…こんな…「独り言」と仰る内容に 大きく反応してしまい、失礼致しました~(^_^;)
とっても心に響くお話でした…。
私、10年前から 小学校で読み聞かせのボランティアをしているんですが、是非読み聞かせたいお話です。
私は子供を小学校に通わせてる時「先に言った者勝ち!」「先に泣いた者勝ち!」を 何度か体験しました。
最近の先生は 事実より 先に言った子供の、より扱いやすい(結果のわかりやすい)方の意見を「正しい」と判断し、事実を探求しようとしません。泣いていれば「でも、あちらのお子さんは泣いて居たんですよ。」…と。泣けば良いのか!我が子はしばらく間違った認識をし、泣く練習をしていました(σ)
このお話、そんな先生と生徒達に聞かせて上げたいです。
教育者である以上、些細に思える事でも、両方の子供の将来の為にも、事実を探求して欲しい!と。
…こんな…「独り言」と仰る内容に 大きく反応してしまい、失礼致しました~(^_^;)
Posted by mami at 2010年06月14日 09:33
mamiさん、コメントありがとうございます。
>何年か前 日本平の桜と富士山の写真で桜と富士山に会話させてしまった…
って、あの素敵な会話、よーく覚えてますよ~!お久しぶりです!
ある事がきっかけで、半ば即興的に作ってしまったプチ小説、ちょっと設定に無理があったかな・・?こんな先生、実際には居ないよなぁ・・なんて反省しておりましたが、これに近いお話ってあるんですね~!逆に反応しちゃいました。
読み聞かせのボランティア、素晴らしいですね。
最近はご両親が仕事・・なんて家庭がほとんどで、本を読んでもらう時間がないお子さんが増えていると聞きます。
感性豊かな大人になってもらえるようこれからも読み聞かせ続けてあげてくださいね・・。
>何年か前 日本平の桜と富士山の写真で桜と富士山に会話させてしまった…
って、あの素敵な会話、よーく覚えてますよ~!お久しぶりです!
ある事がきっかけで、半ば即興的に作ってしまったプチ小説、ちょっと設定に無理があったかな・・?こんな先生、実際には居ないよなぁ・・なんて反省しておりましたが、これに近いお話ってあるんですね~!逆に反応しちゃいました。
読み聞かせのボランティア、素晴らしいですね。
最近はご両親が仕事・・なんて家庭がほとんどで、本を読んでもらう時間がないお子さんが増えていると聞きます。
感性豊かな大人になってもらえるようこれからも読み聞かせ続けてあげてくださいね・・。
Posted by oyaji
at 2010年06月14日 20:45
